今なお命をかけて日本を守ってくれた先人たちが
南の島に眠ったままになっています
パラオはフィリピンとグァムとの間に位置し、成田からの直行便で、4時間半で行ける国です。
数ある太平洋諸国の中でも日本に最も近い国で、時差はありません。
パラオの面積は屋久島と同じで、人口は2万人です。
戦略的に重要な位置にあるため、日本に戦前から30年、米国に戦後50年統治され、1994年に独立しました。
国土は自然に恵まれ、特にサンゴ礁に囲まれた青い海は世界中のダイバーが憧れる場所です。
戦前、日本は、ミクロネシア地域を国際連盟下における委任統治領とし、パラオには地域全体を統括する南洋庁を設置していました。
当時は「陸の満州鉄道」に対して、「海の生命線である南洋群島」と言われ、日本国民によく知られていました。
第2次世界大戦中は、日米の激戦地となり、今なおたくさんのご遺骨が眠っていると言われています。
また、日常会話の中に日本語の単語が800以上が残っています(例えば、ベンジョ、ゴメン、ダイジョーブ、ベントー、デンキなど)。
このように日本ととても繋がりが深い国にも関わらず、まだまだ知られていないのがパラオです。
そしてこの度、ウイグルのジェノサイド問題について描かれた有名漫画『命がけの証言』の著者である清水ともみ先生が、この度東京江東ロータリークラブに協力する形で『パラオと日本 トクベツな国』を手掛けて下さいました。
パラオについて後世に伝えていきたいという想いから、江東ロータリークラブを中心に有志で活動を広げ、各学校等の教育現場でこの『パラオと日本 トクベツな国』の冊子をご活用いただいております。
しかし、実費で印刷・製本・発送等をし続けるには限界があります。
もっともっとたくさんの人に知ってもらいたいという想いから、『パラオ拡散プロジェクト』が立ち上がりました。
活動は主に、『パラオと日本 トクベツな国』の冊子を通してパラオを知ってもらう事です。
特に教育現場等でこちらの冊子をご活用いただける事を願っております。
ご寄付いただいたお金にに関しましては、冊子の印刷・製本・発送等に使わせていただきます。
会計報告はこちらのホームページにアップする形で行います。
ご寄付だけではなく、こちらの『パラオと日本 トクベツな国』について周りに広めてくれるアンバサダー、教育現場との懸け橋になってくれる方を募集しております。
今もなお先人たちが眠る南の島のこと、日本と深いかかわりがある国について忘れ去られてしまわぬよう、是非一緒に活動していきましょう!
パラオ拡散プロジェクトメンバー一同