パラオの国旗を見たときに、「あれ?日本と似てる!」と思った人も多いのではないでしょうか。

この記事では、パラオの国旗の秘密について解説していきます!

パラオの国旗の由来

黄色の円は満月で、愛と平和を表しております。

青は太平洋の海の色で、外国の支配から主権を取り戻したことを象徴しております。

独立前の1979年、国旗のデザインコンペが行われ、1,000以上の応募作品の中からジョン・ブロー・スキーボン氏が考案したこのデザインが選ばれました。

そして1994年の独立時に、日系人のクニオ・ナカムラ初代大統領が正式に採用してパラオの国旗となりました。

日本とそっくりなデザイン

「日の丸」がモデルと言われておりますが、満月はわざと中心を外してデザインされており、これは日本に対する礼儀からと言われておりますが、これは定かではありません。

2010年に日本人が作成者に確認したところ「日本の国旗を意識して作成したものでない」と言われたという話もあります。

円がわずかに旗竿寄りにあるため、旗がはためいたときに中央に見えるようにというデザイン上の配慮からとも言われております。

ちなみにこのパラオの国旗は、日本の「日章旗」「日の丸」という言い方に対して、「月章旗」「月の丸」と呼ばれることもあります。

結論

日本とパラオの国旗がそっくりな理由は、完全には解明されていないようです。

しかし、パラオと日本の歴史は深いのは事実です。

これからも友好な関係をきづいていきたいですね。